2008年01月30日

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私は丸木スマさんの絵が大好き。
丸木美術館でその作品と衝撃遭遇したのは、写真家で映画監督である
本橋成一師匠が写真集『ふたりの画家』の撮影に通いつめ、未熟な助手としてお手伝いをしていた1986年近辺のことでした。
次いで大道あやさんの作品群にも見事撃沈。恐ろしや〜丸木一族!

丸木美術館に通っていた当時、丸木夫妻は「沖縄」を描いていました。
読谷村のチビチリガマの集団自決についての絵だったように思います。
俊さんは人間を描くのにモデルを使っており、私にもお声が掛かったのですが、ヌードと聞いてビビったまま、機会を逃してしまいました。
ズ太くなった今では残念無念。
当時のうら若き私は、絵描きの視線だけならともかく、ほかの沢山の見学者の目までは耐えられそうになかったの。肝が細くて…くすん。

とにかく丸木夫妻を筆頭に、その親族の絵描きたちは、私にとって雲の上の存在。
そんな私の苦い思い出とは関係なく、目白のギャラリー「ポポタム」から、二人の女絵かき・丸木俊&丸木スマさんへのオマージュ展に参加しないかとお声が掛かりました。

作品は只今制作中。なかなかに緊張します。
是非是非是非とも、お越しください。

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☆『花といきもの展〜丸木俊・スマと現代の女絵かきたち』

  全国巡回中の「丸木俊・スマ展」にあわせた
  二人の女絵かきへのオマージュ展。
  12人の絵本画家、挿し絵画家が“花といきもの”をテーマに
  作品を展示販売します。(俊とスマの作品も数点展示)

 出展者
  かとうまふみ、こしだミカ、しのづかゆみこ、杉浦さやか、
  たんじあきこ、どいかや、中沢美帆、にしむらあつこ、
  のざきまいこ、丸木ひさ子、山田美津子、山福朱実

 と き:08年2月19日〜3月2日(2/24(日)&25(月) 休み) 
     12:00〜18:00(金曜〜20時、最終日〜17時) 
 ところ:ブックギャラリーポポタム
     TelFax:03-5952-0114/popotame@kiwi.ne.jp
     171-0021 東京都豊島区西池袋2-15-17

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*DMの画像は丸木スマ「草むらの親猫・子猫」参考作品/部分





(16:55)

2008年01月26日

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安くて美味しくて安全で便利。
あの場所で雰囲気が良いのは奇跡的。
壁を飾る作品も面白く、行けば誰か
にバッタリ遭遇。変な客も多いけど、
そこがまた新宿らしくて面白い。

そんな憩いの喫茶店『BERG ベルク』に立ち退きの危機が訪れてます。
個人店を排除しようとする動きが全国的に活発化しているそうなのね。
理由は「新宿ルミネエストのイメージ向上」だと。けっ。
贅沢商品を並べるしか脳がない奴らが「イメージ」だと。ふざけんな。
この金の亡者が!…と、久々にひどく憤慨しております。

先日、なんとか守りたいという知人から署名用紙が送られてきました。
私も守りたいひとりです。新宿で珈琲を飲む安心の場所を守りたい。
ビールもカレーも旨いし…私はスタバじゃ癒されないのよっ!
また新宿に「歴史上の伝説の店」を増やしたくないのよおっ!

ご存知でない方も利用者も、どうか署名に参加してください。
署名用紙はダウンロードできるので、お1人でも署名してくださーい。
ご存知でない皆さんにこのことを広めてくださーーい。願。

☆「ベルクの営業継続を求める請願署名」ダウンロード
LOVE! BERG! 〜ビア&カフェ「ベルク」を応援しよう〜


(17:16)

2008年01月25日

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早く早くと焦りながら、
遅れ遅れてようやく観ました。

ジャスミン・デラル監督作品
『ジプシー・キャラバン』
原題『When The Road Bends.』

先に観た友人から噂は聞いてた
ものの…こんな派手に馬鹿泣き
した映画は近年初。




大好きだったタラフのニコラエ爺さん。
訃報を聞いて涙した日からどのくらい経ったのか…映像で送り出す様子を観ることがでるとは思っていなかったし、数日前に知人のお母様が天に召されて悲しみを感じたばかりだったので、完全に号泣。

観てない方は慌ててください。これ、ナニがナンでもおススメです。
ジプシー好きだとか一緒に遊んだことがあるとか、ステージを生で観たとか逆境話が好きだとか、そんなこととは関係なく、音楽と踊りはもちろんのこと、絵でも文章でも、真剣に「創り出す」ことが好きな方ならドスンと来ること間違いなし。
ジプシー=乱痴気騒ぎや反逆や自由気ままだと思っている方々も是非。
誤った認識を新たにするのにもってこいだと思います。

フラメンコの世界での「ドゥエンデ (DUENDE)」という言葉とインドの旋法「ラーガ」に過剰反応した私は、帰宅後そのことで頭が一杯。
あれこれ調べまくって夜を明かし、興奮して寝違えたのか、翌朝は首が動かなくなるなど…んもう、大騒ぎでした。

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☆ジャスミン・デラル監督作品『ジプシー・キャラバン

Introduction
祖国も権力も持たない彼らが、
生きる為に与えられたものは「音楽」だった

インドに起源を持ち11世紀から全世界に散らばったジプシー。
今なお続くロマ/ジプシーへの言われ無き差別と迫害の中で、彼らが奏でる音楽は強靭な響きを持っている。
カメラはスペイン、ルーマニア、マケドニア、インドの4つの国の5つのバンドが6週間をかけて北米の諸都市を廻る「ジプシー・キャラバン・ツアー」を追い、それぞれのミュージシャンのルーツを訪ねる。
タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの稼ぎで成り立っている小さな村、クレジャニ。マケドニアではエスマが夫と一緒に引き取った47人の子供たちを紹介し、インドでは子供たちが砂漠のステージで歌い、いつかミュージシャンになりたいと夢を語る。
それぞれの場所で重ねてきた年月がステージの上でひとつになり、圧倒的な力で心を揺さぶる。音楽を通して人間が生きていくことの本質的な悲しみ、そして喜びが映し出された感動のドキュメンタリー。

☆出演アーティスト
 *スペイン:アントニオ・エル・ピパ・フラメンコ・アンサンブル
 *ルーマニア:タラフ・ドゥ・ハイドゥ−クス
 *マケドニア:エスマ
 *ルーマニア:ファンファーラ・チョクルリ−ア
 *インド:マハラジャ

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☆鵜飼亮次氏によるジャスミン・デラル監督インタビュー記事
 「ジプシーの、というより、人間の物語



(01:11)

2008年01月16日

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先日の「柚子窯」紹介日記の件で、
あちこちから喜びの声をいただき、
母娘ともども大変喜んでおります。

柚子をたくさん貰って、使い道に
困ってる方が多いと思ったもので、
知人に教わった使用方法を幾つか
紹介しちゃいまーす。


時期が遅かった?じゃ来年どぞ。


☆まずは王道…柚子酒!
 1. よく洗った柚子を半分に切り、皮と実を分ける。
  このとき皮には中袋を残さないように。
 2. リカー酒などにつけ、皮は10日程で取り出す。
  ここんとこで好みの砂糖や檸檬など入れてください。
 3. 実は1ヶ月程で取り出し、種はそのまま残しておく。
   2ヶ月くらいで飲めるようになります。


ここからは福岡・宝珠山の廃校に拠点をもつ『手仕事舎』の春日井女史から直伝されたレシピです。大雑把で解り易く、実用性大なので、ダンボールひと箱の柚子と一緒に送られてきたコピー用紙のレシピは、もうクッタクタ。春日井さん万歳!だ〜い好き!
年末に東京のギャラリーでバッタリ遭遇。息が止まるかと思いました。
福岡から関東に帰って来ていたと知って驚き、ちょうど柚子の季節だったので有り難さ倍増。これからはちょくちょく遊んでもらえそうです。

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半分に切った柚子を、ボールにザルをのせて握って汁を絞ります。
そうすると汁、種、中袋付き柚子皮に分かれますね〜。

☆汁
*製氷機で氷のキューブにして保存して一年中使用
 ・湯豆腐、柚子ドレッシング
 ・柚子カクテル
  …柚子氷1個+ジンジャーエール+ジン
 ・ホット柚子
  …柚子氷2〜3個を湯煎にかけ、蜂蜜+熱湯を加える

*柚子シャーベット(材料:柚子汁、砂糖、水)
 1. 水カップ1と砂糖160gでシロップを作って冷やす
 2. 1に柚子汁を好みで加え、よく混ぜる
 3. 2を保存容器に入れて冷凍する
 4. 半分以上凍ったら取り出してミキサーにかける
 5. 保存容器に戻して再び冷凍庫へ
  (最低でも2度以上はこれを繰り返してね)

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☆中袋付皮
*砂糖漬
 1. 中袋がついたまま薄くスライスする
 2. 砂糖→柚子→砂糖という順番でビンのような保存容器に入れる
 3. 冷暗室で保管し、汁が上がったらよく混ぜる
  ( 2日程で食べられるが、柚子に透明感が出てきた頃が美味しく、
  時々混ぜてあげると翌年の夏までもつそうです)

*蜂蜜漬
 1. 中袋がついたまま薄くスライスする
 2. 平たい保存容器に、スライスした柚子の半分量と蜂蜜を入れる
 3. その上に残りの柚子を入れ、ラップで落とし蓋をして全体を軽く
   手でおさえ、蓋をして冷蔵庫へ

*中袋の柚子湯
 中袋だけを布袋に入れ、口を縛ってお湯に入れる

*中袋の柚子ジャム
 普通のジャムを作る要領で、中袋だけを使って作る

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☆種
*化粧水
 1. 柚子汁で種を洗って(水で洗わないこと)ぬめりをとる
 2. 洗った種をアルコール(無臭の甲類)につける
 3. かすかに色がついたかと思われる頃に種を出して使う

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まだまだ使い道はたくさんあるみたいです。
私は柚子氷キューブを年中ウハウハ楽しんでます。
お気に召したら是非ともお試しください。
  
  



(13:27)

2008年01月12日

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筑豊の記録作家・上野英信 原作
「えばなし 
 せんぷりせんじが笑った!」
幻灯(スライド)DVDが発売

一般店頭販売ナシの超貴重版。
お求めはポレポレタイムス社へ。

幻灯DVD「せんぷりせんじが笑った!」は、記録作家・故 上野英信氏の原作をもとに、半世紀前につくられた人形劇仕立ての幻灯フィルム。
元々のスライドは旧日本炭坑労働組合が作ったもので、登場人物は全て人形。当時の制作の詳細はわからないけど、英信氏の遺品の中に無傷で残っている幻灯フィルムが見つかったことから映像化し、ナレーションをいれて再編集。このスライドを見た元炭夫たちは、そのリアルさに驚いたそうです。

ナレーション&題字の青木美香さんのコメント ↓
「朗読用の台本は、上野朱氏の監修によりあらたに作られました。縁あって、筑豊に生まれ育った私が、ふるさとの男コトバを思い出しながら胸をあつくして読ませていただきました。この想いがどうかたくさんの方々に伝わりますように…」
Blog 「幻灯人形劇「せんぷりせんじが笑った!」DVD完成」

英信氏のご子息で監修者の上野朱(あかし)氏のコメント ↓
「ほんの半世紀前は、こうやって人間が大地の下で石炭を掘り、そのエネルギーが日本を支えていました。「闘争」や「団結」ばかりでなく、「労働者」という言葉までも、地面の底に忘れ去られようとしている現在の日本ですが、しばしの間、石炭を焚く匂いや働く人々の息づかいを思い出していただけたらと願っています」

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幻灯DVD「せんぷりせんじが笑った!」(19分/税込 送料別1800円)

お問合せ:ポレポレタイムス社 Blog ぽれ〜っとした日常
     Tel:03-3227-1405/Fax:03-3227-1406 
     E-mail polepole@mac.email.ne.jp です
     ※mail はタイトルに「せんぷりせんじ」と入れて下さい。

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(10:57)

2008年01月08日

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正月3日に行ってたんです。
 『初山茂 大回顧展

木版画…凄かった…溜息。
繊細且つ大胆。楽しんで
挑戦している感ムンムン。

今月末まで開催中なので、
まだの方にと思いまして。




大正から昭和にかけて「おとぎの世界」や「コドモノクニ」などを中心に、子どもの本の美術の世界で活躍した初山滋。
その生誕110年を記念した回顧展が開催されています。

初山滋(1897- 1973)氏は、私の初の木版画絵本『砂漠の町とサフラン酒』の作家・小川未明氏の挿絵を沢山手掛けていて、『砂漠〜』の資料を探していたときも、初山氏のペン画がたった1枚だけ。その絵がまた良くって…。

この展示では水彩画・木版画・漫画・造本・装丁など、多岐にわたる仕事約150点をゆっくり見ることができるので、大変おトクです。

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生誕110周年記念 『初山滋大回顧展』 
−色彩と線の詩人がおりなすモダニズムの世界−

と き:07年11月21日〜08年1月31日 10:00〜17:00 
    毎週月曜休(祝日の場合は開館、翌日休館)
ところ:ちひろ美術館・東京
    TEL 03-3995-0612 / ガイド 03-3995-0820
    西武新宿線上井草駅下車徒歩7分
入場料:大人800円

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木版画絵本『もず 』(1967年)の原画は卒倒モノ。
4色分解で印刷された絵本では原画の良さが全く届きませーん。悲し。
でもあの原画を見たからには…いつこの絵本を開いてもドーンと原画の感動が蘇るのだから、ま、いいとしよう。
けど、そういうことなんですね、木版画は。
印刷方法を考えないと、繊細な表現は薄〜くなってしまうんですね。

ううむ…とてもとても勉強になったお正月。
『もず』は私の教科書になりそうです。

(22:25)

2008年01月05日

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頼りがいのある年下の女友達ミニーが
正月帰省した故郷からの帰り、お年始
にどうぞ〜と、実家で手作りしている
お餅や黒豆、もぎたての柚子を提げて
来てくれました。嬉しいなあ。
その柚子で、母が懐かしいものを…

← 我家では「柚子釜」と呼んでます。

美味しそうでしょ。本気で旨いのよ。



山福家の故郷は広島で、祖母は大きめの旅館に嫁いだお嬢様。
旅館の厨房で覚えた料理のひとつなのでしょうか。
その「山福旅館」は祖父の放蕩がもとで倒産。北九州へ流れ着き、のちの原爆に遭わずに生き残ったという、何気に迫力の歴史があったりするのですが、それはさておき…

この素敵な「柚子窯」の作り方は、いたって簡単。

柚子の上側を切って中身をくり抜き、その実を絞った柚子汁を、適宜の味噌&砂糖と混ぜたあと、くり抜いた柚子の本体に戻して網で焼く。
それだけ。
中身は柚子の器の八分目くらいの量にして、グツグツしてきたら火から下ろし、蓋をして、賑々しく、自慢気に、お出ししてください。

小さな頃からこの季節には食卓に上ってて、見た目は可愛いし、なにやら良い匂いだなあと思いつつ、オトナが喜ぶほどには感動していませんでした。が、なんとまあ、この旨さといったら!
ふろふき大根や刺身コンニャク、フグ皮やらアレやらコレやらソレやら…いろんなものにバッチリ合うんだなーもー。
生前の父は、炊きたてのご飯にこの柚子味噌を乗せ、それに岩海苔をかけて食べるのが大好物だったようです。

未体験の方は是非やってみてください。
牡蠣の柚子グラタンや、いくらの器などに使うのもアリですが、味噌と砂糖だけで出来てしまう超簡単レシピは、かなり重宝だと思いますン。




(01:39)

2008年01月03日

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若松の実家では、30年程昔から
お正月といえば屠蘇風呂でした。

 東岡堂 とそぶろ本舗 
 漢方香浴剤『屠蘇風呂』

縁起の良い文字を並べた紫色の
布袋。中には秘伝の生薬8種類。





宗像にある古本屋「すかぶら堂」の故・柏木博さんが、お年始でくださっていた屠蘇風呂は、お正月に欠かせない我が家の香りでした。
漢方というか超ハーブというか、ドスンとくるこの香り。好きな人にはたまらない、病みつき系の薬浴です。

父が他界してからも母宛に毎年送ってくださっていて、帰省した私もその恩恵にあずかれていたのですが、05年に柏木さんが亡くなられてからは、もうあの風呂にも入る機会はないのだろうと諦めていました。
ところが、最後に頂いた屠蘇風呂を母が大切に保管していたんですね。
そりゃもう大喜び!で、初湯を堪能いたしました。
柏木さん、ありがとうございました。
母娘でまた楽しむことができています。

初めてネットで調べてみたら、遠くからでも注文できるそうで、これは皆様にご紹介したいわ〜と、ブログに書いた次第。
一個からでも注文ができ、お年始に最適な化粧箱入りは1000円、箱無しだと900円だそうです。実店舗と価格は違うけど楽天でも購入可能。
ひとつあれば、繰り返し3回は楽しめます。

*東岡堂 とそぶろ本舗 
 822-0031 福岡県直方市植木509
 Tel:0949-28-0038

新年でなくても薬湯好きな方は是非!


(03:00)

2008年01月01日

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!フェリス アーニョ ヌエボ!

浅草・木馬亭で毎年大晦日に
開催されている激渋ライブ。

『第22回 オールナイト
   民謡フェスティバル』

12月31日の20時から始まり、
元旦の朝7時まで延々と続く
飛び入りアリの民謡大会。


15年ほど前だったか…美濃瓢吾画伯が住んでいた頃には毎年のように通っていた「木馬亭」の年越ライブ。
長いこと行ってないなあと思っていたところに友人からお声が掛かり、母を交えた物好き悪友8名が木馬亭に集合。
木戸銭は昔から変わらない、出入り自由な消費税無用995円。釣銭5円は「ご縁」という粋な計らいに軽く奇声を発しながら、これも昔から変わらない、年齢不詳の木馬亭の女主人・根岸京子さんにご挨拶。

客席には、長年通っている独り暮らしのご老人も大勢いて、その会場の全ての方々が、人情溢れる下町風情。気さくに話しかけてくれたり、お酒やお菓子をくださったりと、もう、心はすっかりほっこりで、カウントダウンをしながら振舞酒で乾杯!
河内音頭に祝い唄で、賑々しく年が明けました。
ありがたい新年の迎え方をさせていただき、万事順調であります。笑。

まったくの偶然に、とても親しい友達のデザイナーさんも来場してたりして、ただでさえ年越民謡に酔いしれてるというのに、さらに盛り上がってしまったのは言うまでもなし。
母は、初体験の「相撲甚句」が「いつも父(私の祖父)が歌ってたのは コレだったんや!」と知って感激。新年から父のことをたくさん思い出 したよ〜としみじみ。
同行の初体験組が「来年も来る!」と言い張るほど、心温まる「お年玉 時間」を堪能させていただくことができました。


皆さんはどんなお正月を迎えられたでしょうか。
友人から熱海の初日の出の写真が送られてきました。

思いつく限りの全ての生き物たちが、それなりに、それぞれに精一杯、
怠けず、焦らず、頑張らず、
素敵な素敵な一年を過ごすことができますように。祈!

(18:57)

2007年12月30日

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私の07年は、なんてったって
絵本『ヤマネコ毛布』旋風!
2月末に出版。原画展示三昧
で…私的には息切れの忙しさ。
ちょっとヘバってる年末です。






 

今年は昨年に引き続き、私なりに精一杯、木版画を彫りまくって刷りまくり、あちこち駆け回りまくりました。
え?あの方も?この方も!というような不思議な繋がりの神秘を目の当たりに、大勢の方々に信じられないほどの優しさと笑顔で接して頂き、溢れる勇気とパワーを引き出してもらいながら、ただもう必死で自転車をこぎ続けてきたという感じです。
皆さんの顔を思い浮かべると、感謝の言葉しか出てきません。
ありがとうございました。たくさん嬉しかったです。

ほとんど稼ぎのない身なのに、いつ見ても笑って暮らしてるのが謎だと言われ、いや、それは私こそが謎なのですと空を見上げる日々。
ああ、とても幸せでした。
その気持ちは、うまく言葉にすることができません。

昨夜遅くに母が若松から上京し、毎年恒例になってきた東京年越宴会の準備に突入しました。すでに美味しそうな匂いが台所に充満。
良い年を迎えられそうな気配がムンムンです。

そんなわけで来年も、うんと幸せになろうと思っていますので、皆さんは私より、もっともっと幸せになってください。そうしていただかなくては困ります。何の力もないけれど、私なりにキチンと祈っています。

本当に2007年はいろいろいろいろ…お世話になりました。
出逢ってくれた素敵な人々に、心から御礼申し上げます☆








(05:42)

2007年12月26日

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18歳の頃から尊敬していた
舞台女優の辻由美子さんが、
07年4月、欧州ルーマニア
で開催された、一人芝居の
国際大会で、最優秀大賞を
受賞されていました。

作品は『ピカソの女たち』
ブライアン・マキャベラ作



何を狂ったか舞台女優を目指し、高校を卒業してスグに北九州から上京した私は、小劇場ブームの真っただ中にありながら新劇というジャンルを選び、練馬に劇場を持つ東京演劇アンサンブルの研究生として2年間を過ごしました。
当時のアンサンブルの看板女優も、1981年にブレヒト作『セチュアンの善人』で紀伊國屋演劇賞を受賞していた辻由美子(グリ)さん。

その『セチュアンの善人』…そしてそのグリさんといったら!
素晴らしい!の一言で、完璧にKOを喰らった少女の私は、バイトの時間を削って何度も何度も稽古を観に出かけました。
あまりにも憧れ、畏れ多すぎ、当時は挨拶ひとつでも目を合わせることすらできなかったです。はい。

しかし、私のガクガクさなど「?」って感じで、グリさんは思いっきり気さくな女性でした。幾度も顔を合わせてるうちに会話を交わせるようになり、長い年月が経ち、そして…
11月のポレポレ坐での個展で絵本原画を買ってくださったのです。
グリさんのほうが「嬉しいわー」とか言いながら。
これはもう、なんというか…言葉になりません。
絵を描くことを続けててよかった。としか。

グリさんは、あんな迫力のある大胆な挑戦をし続けてきたとは思えない細やかな心遣いで、出会った人が互いの年齢を感じなくなるような少女の心を掲げ、そして「普通」にそこに居る人。
この人も魔女だ。と、確信します。美しい生です。

そして本日、グリさんが20年前から籍をおいている東京演劇集団 風で、受賞のお祝いがありました。
『風』は20年前にアンサンブルから分かれて出来た劇団で、東中野に劇場のビルを建てて頻繁に上演を行っており、私は創立当時から年賀状を描いているという…なかなかの関係です。

懐かしい顔ぶれの並ぶ空間は、いろんな想いが交差してイイ感じ。
どん底貧乏で毎晩飲んだくれては管を巻き、泣いたり笑ったり大忙しだった同年の友人たちも作品を購入してくれていたので、今夜、一緒に届けました。
彼女たちも、ずっと舞台女優を続けている勇士たちです。
その勇者たちが私の仕事も認めてくれている。

自分で選んだ茨の道。素敵だなあ。
みんな美しいなあ〜もう。



(23:20)

2007年12月23日

065a6a8a.jpgもう20年も前、尊敬する年上の
知人から頂いた『文化鍋』。
「文化」って響きイイでしょ?
という抜群のセンスに笑いつつ、
若い身空の私は「これで飯を炊
けと?」と、完全に目が・に。

 ↑ コレは新品の商品画像『亀印の文化鍋

ああ、それから15年間…玄米が炊ける炊飯器を頑張ってえいやっと手に入れた5年前までずうっと、この文化鍋でお米を炊いておりました。
炊飯器主体のここ5年は炊き込みご飯を作るときだけの出番だったのが、 最近たいした理由もなく再燃。
できるだけピカピカに磨き上げ、久々にご活躍いただいています。

こないだ「暮らしの手帖」 に、この文化鍋のことが特集されていて、 ああ、そうか、そうなのかと改めて感心。
我が家の文化鍋様がとても愛おしくなったというわけです。

昔の重くて大きい羽釜に代わり、昭和30年代、炊飯ジャーが広まるまでは どの家庭でも活躍してたとか書かれてます。知らなかった。
丈夫で長持ち。熱伝導に優れたアルミ鋳物製。
ウォーターシール効果のある吹きこぼれ防止デザイン。
吹いたお米の糊でコンロが少々汚れるのが難点だけど、調理後スグに拭く癖をつければ問題ナシ。

興味がある方は使ってみてください。お米が美味しく炊けますのよ。

☆丁寧な説明の「こだわりやさん」HP




(16:02)

2007年12月21日

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あちこちで開催中のグループ展。
師走の忙しい時期ですが是非!
錚々たるメンバーがぎっしりで
面白い作品がてんこ盛りです。

それから木版画絵本原画展も。
いろいろいろいろ…

そろそろ期間がおシマイです。
よろしくお願いいたしま〜す☆


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☆青山・GALLERY HOUSE MAYA 企画展・本という宇宙 vol.1
 『L'innocente 文学にみる少年少女達の心のゆらぎ』
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 と き:2007年12月10日(月)〜22日(土)
     営業時間 11:30〜19:00(土曜 〜17:00)/日曜休
 ところ:ギャラリーハウス MAYA マヤ
     107-0061 東京都港区北青山2-10-26
     Tel.03-3402-9849/Fax.03-3423-8622
     E-mail:ve3m-ooy@asahi-net.or.jp

 *べむべろ通信過去日記

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☆原宿・ペーターズギャラリー企画展 『旅先からの手紙
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 と き:07年12月7日(金)〜22日(土)
     営業時間 12:00〜19:00/木曜休
 ところ:PATER'S Shop and Gallery
     150-0001 渋谷区神宮前2-31-18
     Tel.03-3475-4947/Fax.03-3408-5127

 *べむべろ通信過去日記

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☆福岡・太宰府『ヤマネコ毛布』絵本原画展
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 と き:2007年11月中旬〜12月20日(木)
     営業時間 10:00〜18:00/火曜定休
 ところ:絵本の店『あっぷっぷ
     (西鉄電車 都府楼前駅下車→まほろば号バス 大佐野東下車)
     818-0134 福岡県太宰府市大佐野21-1
     Tel.092-919-6300/Fax.092-919-6311

 *べむべろ通信過去日記

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☆福岡・薬院『砂漠の町とサフラン酒』絵本原画展示
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 と き:2007年11月中旬〜現在
     営業時間11:30〜03:00/火曜定休
 ところ:福岡イビサルテ
     810-0022 福岡県福岡市中央区薬院1-16-17
     Tel.092-715-0153/Fax.092-715-0143

 *べむべろ通信過去日記

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(02:07)

2007年12月20日

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イヌイットの壁かけ
岩崎昌子 著/暮しの手帖社
箱入り 3000円
 

数日前に突然出逢ったこの本は
カナダやアラスカなどの極北地
で暮らす先住民族イヌイット
女性達が創った作品写真満載!




フェルトを縫い付けたり、刺繍を施したりして丁寧に創った壁かけ。
アザラシや北極熊やカリブーなどの動物たち、犬ぞり、狩人、シャーマン、ドラムダンサーなどなど…表現している生活の様々な場面や想い。
その創造性や表現の素晴らしさは感動的で絶品です。

著者の岩崎昌子さんはイヌイットの壁かけの魅力に惹かれて30年以上も前から収集を始め、現在では本国カナダでも最大の、ユニークで充実したコレ クションになっているそう。

もう7年も前に出版されてて、しかも国内巡回展もやってたみたいで…
アンテナ立てるの遅すぎなんだよー!っと、自身の鈍さを恨みました。
だがしかし、もう手に入ったのだから安心、安心。
毎日の癒しの時間帯に思いっきりニヤニヤ眺めちょります。

*2001年6/1号「日加タイムス」掲載「Book紹介」
 ライター・志摩夕美さんの記事
 面白くてほほ〜うと唸ります。
 



(16:58)

2007年12月19日

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知人友人の出品ラッシュ!
面白い展示が始まりました。

Pinpoint Gallery 企画展
『パンドラの箱』


 ↑ 南椌椌さんの作品『大豊作』

Gallery House MAYA ギャラリーハウス マヤ の
L'innocente 文学にみる少年少女達の心のゆらぎ』展、
PATER'S Gallery ペーターズギャラリー の
旅先からの手紙』展も、かなりのご近所さん。

宜しければ3会場ハシゴして楽しんでくださいませり。

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☆Pinpoint Gallery ピンポイントギャラリー企画展
 『パンドラの箱』展

パンドラとはギリシャ神話に登場する女性。パンドラの箱とは、決して開けてはならないという箱をパンドラ自身が好奇心から開けてしまい、この世の中にあらゆる災難や苦悩が飛び出してしまった。驚いてすぐに閉じるも、最後に残ったのは「希望」だけでした。このことから、禁断の扉を開くことにしばしば例えられています。今回のこの企画は、用意された木地の箱を作家が自由な発想でパンドラの箱に仕立てます。
箱を開けると・・・なかには「希望」を示す宝物が入っています。

と き:07年12月17日(月)〜25日(火)  11:00〜19:00
    23日 休廊/土曜&最終日 17時迄
ところ:Pinpoint Gallery ピンポイントギャラリー
    107-0062 港区南青山5-10-1 二葉ビルB1
    Tel:03-3409-8268

■参加作家20名
 有園絵留、有園絵夢、池上典衣、石山裕記、宇野亜喜良、
 大畑いくの、クボ桂汰、沢田としき、篠崎三朗、下谷二助、
 スズキコージ、高氏雅昭、 高畠那生、田中清代、野村直子、
 ひがしちから、樋上公実子、平島毅、南椌椌、和田誠

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(23:08)

2007年12月12日

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ここんとこずっと緊張の連続だった
ライブが無事(?)終了しました。
その夜から爆睡の日々。
ようやく正常な感覚が戻ってきて、
さて次はナニをやろうかと…うそ。


↑ 写真は中川五郎さんに演奏を頼んだ、1曲目の『17歳に還れたら』。
 会場のMUSICASAは、とても素敵なホール。

私が着ている派手なスカートは、15年も前に手に入れたMexico・フチタンの民族衣装。これは機械刺繍なので安価だけど、高級なものはずっしり重い完全手刺繍で、数十万円もするのだそうです。
Mexicoの画家フリーダ・カーロがよく身に纏っていたのはここの衣装。
裾についてる幅広の白いレースがたまりません。

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火付け役で本人もボーボー燃えている南椌椌さんのお膳立てで、ソノ気になってやっちゃった初ライブ。
いらした皆さんがどう思ったのか聞くのも恐ろしく、ただただ足早に家路に向かってそのまま引き蘢り、ま、みんな中川五郎さんや原マスミさん目当てなんだからいっか… とか自分に言い聞かせつつ、昏々と眠り続けておりました。

だがしかし、喉元過ぎればなんとやら。
原センパイから「ズリオロスパンチョス」と命名された(ヒドっ)、 我がトリオ『La Callientita』(私:山福朱実+絵本編集者:栗山淳氏+絵本作家:沢田としき氏)は、あちこちの宴会で投げ銭を狙い、これからも出没しようよーな〜んて…無駄に画策しております。

いらして下さった皆様…ホントーにありがとうございました。
このお祭りの出演者さんたちはとっても素敵で、参加している私もうんと心温かくなりました。
そして何より、この企画に私なんぞを加えてくれた椌椌さんと、声を枯らして走り回っていた末森英機さんに、心からの御礼を!
そして更に我がズリオロス…じゃない『ラ・カリエンティータ』の雄々しき有志お二人には、ああ、どんな御礼をしてよいやら。

兎にも角にも…地球の女神様にハグを!
遊ぶためにこの星にやってきた飛び切り勇敢な人々に幸あれ☆



(15:02)

2007年12月07日

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ライブ日がだんだん迫ってきており、
しかも木版画の彫りも激烈に忙しく、
もうナニが何やらわからなくなって
きてまーす。わははは。

昨日は中川五郎さんに御足労願い、
1曲だけの音合わせをしました。
流石プロは違うな〜まず余裕の面、
そして絶妙な遊びのセンス。
たった20分くらいやっただけで
「はい大丈夫」的ニコニコ顔。
私は不安だらけで手足ガクガク〜

たまたまギターの栗山氏がお誕生日で、五郎氏が時間を持て余したりなんかしてたので、少々呑みをば。
その間も、数日後に控えたライブの打ち合わせ電話が入り続ける五郎氏は、 キーを確かめるために焼鳥屋前の路上で「イマジン」を弾き…
その画像でございます。
中川五郎氏が路上演奏!

あと、私たちの即席グループ名が決まったのでご報告します。
『La calientita ラ・カリエンティータ』
「The 温かいよ」って意味。

ああ、来て頂ける皆様…どうか「温かい」目で見守ってくださいませ。

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☆『十二月こそ詠うことばの一座

出 演:南椌椌 作品画像+末森樹 ギター
    中川五郎
    謡象(Uta-Cata=伊東正美+太田佐和子+Ashley Owens)
    山福朱実(栗山淳 ギター)
    原マスミ

と き:2007年12月10日(月) 18:00開場/18:30開演 
ところ:ムジカーザ MUSICASA Tel:03-5454-0053 
    小田急線代々木上原駅東口徒歩3分
入場料:予約 3800円/当日 4000円(1ドリンク+ビスコッティ付)

企 画:office音符(otonofu 末森英機)+南椌椌
予約&問合せ:080-5431-5393 末森英機
       Kuukuu99@jcom.home.ne.jp 南椌椌 
       定員100名ほどの会場ですので、ご予約はお早めに!

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お陰様で定員100名は越えた模様です。
まだ入れる?とかの嬉しいお問い合わせはお早めにどうぞ。



(15:26)

2007年12月05日

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私が6歳の頃からの幼馴染み。
爆笑人生突っ走りの小説家が、
6年振りの新作を出しました。

 末永直海(すえながなおみ)
 『デパ地下☆ガール
 世界文化社 刊/1365円

近日中には書店に並ぶらしい。
どーかご購入を!


私が6歳で彼女が7歳。
当時、私の父親が参加や主催をしていた「読書会」やら「俳句会」やらで、彼女の超ブッ飛びな母親と出会い、学校の友達に馴染めない性格のふたりを「もしや…」と会わせた途端、堰を切ったようにクソガキ遊びに没頭するようになったという、悪夢の始まりから約38年。
私はコツコツとイラストレーター業を続けていましたが、彼女は波乱に富んだ創作人生を歩み倒しながら、ある日突然、小説家となりました。
「名もなき歌手として、全国各地の神社やキャバレー、健康センターを廻り、おひねりで暮らす生活や、さまざまな職歴を経たのち、処女作
「薔薇の鬼ごっこ」で96年第三回蓮如賞優秀賞。」という小説家経歴。

詳細は末永直海公式HPナオミストリートをご覧あれ。
彼女の歩んで来た道は、それこそ小説に値します。
本人は涙ナシでは語れないでしょうが、私は抱腹絶倒。
だって、こんな人生、誰がプレゼントしてくれる?
神様に気に入られてる証拠でしょう。笑われて本望!

新刊は未読なので、彼女の日記を抜粋コピペしてみます。無断。許せ。

「今回の新作は、デパートに人生を捧げた、
 亡き父への思いが詰まっています。
 昭和のデパートは、おいしいもの、きれいなものがいっぱい並ぶ、
 庶民にとっていい意味で、敷居が高い場所でした。
 夢と希望があふれる、ディズニーランドみたいな、
 非日常の世界でした。」 

是非、書店でお手に取ってご覧…いや…ご購入!下さいませ。



(05:36)

2007年12月03日

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ペーターズギャラリー企画展
『旅先からの手紙』が、
12月7日(金)から始まります。

←DMのチラシ。

これらの葉書&手紙の写真は、
1970〜80年代前半にかけて、
ニューヨークから家族宛てに
書き送ったペーター佐藤氏の
沢山の「旅先からの手紙」。
これらの手紙も一部展示予定
だそうです。お楽しみに☆

今回の企画は「旅先から手紙を描く」という設定で、大判葉書サイズの裏面1点+表面1点=計2点を作るというもの。
参加者が90名を越えているのが「手紙」っぽくて面白いと思います。
私もアルマジロくんの気分になって参加出品しているので是非!
は?なぜアルマジロ?…それは見てのお楽しみ〜。

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☆PATER'S Gallery ペーターズギャラリー企画展
 『旅先からの手紙

と き:07年12月7〜22日 12:00〜19:00 木曜休
ところ:PATER'S Shop and Gallery
    150-0001 渋谷区神宮前2-31-18

■参加作家
網中いづる,荒井良二,安斎肇,安斎香代子,青山明弘,あずみ虫,
井筒啓之,井筒りつこ,伊波二郎,井上亜矢子,板橋史子,宇野亜喜良,
上田三根子,漆原冬児,上野直大,おおの麻里,おちあやこ,大竹悦子,
大塚いちお,大塚砂織,岡田里,亀澤裕也,河村要助,河野紋子,金子純子,
蒲田育,かなざわまこと。,北村人,小池アミイゴ,コウゼンアヤコ,
小林宏光,佐藤紀子,沢田としき,佐武幸恵,櫻井乃梨子,早乙女道春,
坂本奈緒,佐藤繁,佐藤昌美,志水洋,城芽ハヤト,下谷二助,霜田あゆ美,
スズキコージ,宗誠二郎,祖田雅弘,曽根愛,田沢ケン,竜田麻衣,
田辺ヒロシ,都築潤,天明幸子,得地直美,成瀬修,灘本唯人,薙野たかひろ,
永野敬子,ナカノヨーコ,中垣ゆたか,中川貴雄,ナカムラユキ,
二宮由希子,西川真以子,原田治,原田綾,原子高志,平澤一平,東ちなつ,
平出紗英子,ひろやまkyo子,廣中薫,古谷充子,星信郎,益田ミリ,
丸山誠司,牧野伊三夫,みずうちさとみ,峰岸達,溝呂木陽,村田茂之,
村上テツヤ,めぐろみよ,森本ふみ,門馬則雄,山福朱実,山本祐司,
山崎杉夫,YUKO,吉實恵,米津祐介,ワタナベケンイチ,伊坂芳太良,
ペーター佐藤,竹村ゆみ子,信濃八太郎,荒井浩之

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☆ギャラリーMAYA企画展・本という宇宙 vol.1
 『L'innocente 文学にみる少年少女達の心のゆらぎ』
も、10日から同時開催です。
ご近所さんなので、どうぞ2件ともハシゴしてくださいな。






(22:12)

2007年11月30日

99f7fe38.jpg『Gracias a la vida
 人生よありがとう』
で知られる、1917年チリ南部
生まれの歌手…Violeta Parra

彼女の歌に出会って随分年月が
経っているのに多くを知らない。
歌手で絵描き。恋多き女。49歳
でギターを胸に自ら命を絶った。

12月10日のライブ (チケット完売寸前!急いでぇ)で、 私が選んだ
最初の曲は、チリ・フォルクローレの代名詞とも言われる大御所、
Violeta Parra ビオレッタ・パラ の 『Volver a los 17』。
中川五郎さんに伴奏して頂ける予定のこの曲は、ドップリ恋愛歌。
40代のビオレッタが若い男性と恋におちたときに作った曲だとか。

いくつになっても恋をすると体中の血という血が沸騰するものです。
そのような想い&習性とこの曲が、ある時スパッと出逢いました。
とても素敵な歌詞なので日本語で歌いたいのはやまやまなんだけど、
イントネーションの違いでおかしなことになってしまうので却下。

今回は仕掛人で詩人でもある南椌椌さんに訳してもらうことができ、
さらに素敵な歌詞になったので紹介します。
この詩に興味を持たれた方は是非ライブへ〜っ!

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『17歳に還ること☆Volver a los 17』 ビオレッタ パラ Violeta Parra

ひとつの世紀100年も生きて 17歳に還ること 
それはまるで 賢者でもないのに 
暗号を解いてしまうようなもの
ふたたび ささやかな一瞬のような存在になる
神様を前にした幼児のように よろこび ふかく ふるえる
この豊かなひととき そうしたことを私は感じる

からみついて からみついて
つたが壁にからみついていくように
芽生えていく 芽生えていく 
石に苔が萌えるように 
ああ、そのとおりです そのとおりです

私の足どりは あなたの行く道とまるでさかさま
「えにし」の虹が 私の巣の中へ入ってきて
そのすべての彩りをふりまきながら
私の血管のなかをを歩きまわる
運命が私たちを縛っている そのきつく重い鎖すら
私の澄んだ魂を輝かす 華奢なダイアモンドのようだ

感情はやってのける 
どのような知識も もっとも聡明な行動も 
もっとも深い思慮をもってさえ出来ないことを
感情はいとも簡単にやってのける

時はすべてを変えてしまう 寛容な魔法使いのように
恨みや過剰な激しさから 私たちをやさしく遠ざける
愛だけがその知恵で 私たちをこうも無邪気にしてくれる
時はすべてを変えてしまう

愛、それは汚れないつむじ風
獰猛な獣にさえ甘くささやき
巡礼の者を立ち止まらせ 囚人たちを解き放つ
愛はその心をつくして 老人を幼子に還してしまう
悪にとらわれた者を 清く澄んだ者に変えるのは 
ただ愛だけだ

まるで魔法のように窓が開かれ
暖かな朝の光のように マントを着た愛が入ってきた
その美しい夜明けのしらべに ジャスミンは芽吹き
天使になって飛びながら その耳飾りを空にかかげた

天使は私を 17歳に還していく 
ひとつの世紀100年を生きて
17才に還ること

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You Tube で、歌ったり布絵を創作したりする姿が見れます ↓ 感動!
Violeta Parra Chile
ビオレッタの歌声だけの『Volver a los 17』はコレ ↓
Volver a los 17-Violeta Parra 


(15:27)