2007年03月28日

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本日、見本が届きました。

農文協のつくってあそぼうシリーズ
25『茶の絵本』
増澤武雄 編/税込定価1890円

お茶の歴史や、
同じ茶葉を使っての煎茶、包種茶、
紅茶の作り方などがイラストで
詳しく説明されている絵本です。


まだ販売されていませんが、近いうちだと思います。
興味がおありの方は書店かネットで…
http://www.shop.ruralnet.or.jp/genre.php?mode=detail&id=01654244&b_no=01_4540062204
どーかひとつ、宜しくお願いいたします。

(13:19)

2007年03月26日

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こないだのこと。
『ヤマネコ毛布』を旅に出したら、
代わりのネコがやってきました。
しなやかで強くて艶やかな、
白銀という色をまとったネコ。


ぱくきょんみ詩集
『ねこがねこ子をくわえてやってくる』
2006年9月発行/税込定価2520円
オブジェ=勝本みつる 装幀=岡崎乾二郎


ぱくさんとお逢いしたのはいつのことか…10年経つかどうかだと思うのですが、詩人の岸田衿子さんのホームパーティにお呼ばれして嬉々として出掛けたときのこと。
韓国の薬飯(ヤクパプ)を包みから解いて広げている、知的な女性がぱくさんでした。
その薬飯の美味しかったこと!

韓国では旧暦新年初の満月の日に食べる行事食のひとつだそうで、あずき、金時豆、栗、なつめ、ぎんなん、くるみ、干しぶどう、松の実などが入った、黒砂糖&蜂蜜入りのほんのり甘い餅米ご飯です。
こんな美味しい料理ができるオトナの女性に、ただもう、うっとり。
私は「美味しかった、凄かった」としつこく言い続け、女性友達が共通の知人だったということも手伝って、それ以来、時々お手紙など頂けるようになりました。

そして、紡ぎ出す詩が素敵!
今回の私の絵本についても嬉しい感想を頂きました。
「旅に出るひとに、別れゆくひとに、刺しゅうをしたり、布をつないだり、そういう贈りものをする…世界中にある習わし…その原点にある心を久しぶりにたどったような気持ちです。」
そして詩集には薬飯のレシピがはさまっていたのです。感動。

ネコ交換で頂いた詩集の中で、今はこの詩に惹かれています。
全体の紹介はできないので一部だけ…
********************************

葉桜やふこ

(前詩省略)
わたし、桜の木でした。
あなた、つわぶきでした。
近くでひっそり、
息づいて、
いたかった、
ゆきのした、
どくだみ、
日蔭の白い花だもの。

葉裏をひっそりとめくってごらん
どんなことばにも
共鳴する骨の絵がかかれているだろう
幼いころは
しゃがんでみると
花茎の伸び具合もちょうどよい高さになって
はすかいに広がる空が青く深まってゆくから
はにかんで地面に下駄の歯を立てていたのは
そうでもしないと空の底に落ちてゆきそうで
葉裏の骨の絵を指でなぞりながら
ここにもことばの崖があることを
しんとして想いなやみもしていた

只の葉っぱの、やふこ
枝葉にすぎない、やふこ
言の葉をすり抜け、やふこ
葉桜にあって
親指にあって
小指になくて
光にあって
音にあって
やふこ、
これからは姫と、
そう呼んでみようではないか

********************************

☆ぱくきょんみ
詩人、翻訳家。詩集『そのコ』『すうぷ』エッセイ『庭のぬし 思い出す英語のことば』『いつも鳥が飛んでいる』訳書ガートルード・スタイン『地球はまあるい』『地理と戯曲 抄』(共訳)マザーグース『月なんかひとっとび』絵本『れろれろくん』など。



(00:41)

2007年03月25日

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前の日記で紹介した神屋さんには、
昨年12月のビリケンギャラリーで
開催した「ヤマネコ毛布展」の取材
もして頂いていたので、その記事も
ついでに紹介したいと思いまーす。

実家や父に触れるなど、面白い内容
にまとめてくれています。
長いけど、興味を持ってくださる方
は読んでみてくださいね。


******************************

2006年12月8日 西日本新聞
『孤独意識して十全な生を』
木版画の世界に重心 

 北九州市若松区出身のイラストレーター、山福朱実さんが木版画の世界に重心を移し、活動を広げている。都内で開催中の個展では「ヤマネコ毛布」(16枚)と題した連作を発表、懐かしく幻想的な作風で動物の世界を描きながら、人間社会の風刺もにじませている。
 「ニンゲンと暮らしたくなった」とヤマネコは住み慣れた森を出て旅に出ようと決心。打ち明けられたハリネズミが森の動物たちに布と針を配って、それぞれの思い出を刺しゅうして毛布の贈り物を作るという物語だ。
 ヤマネコと動物たちとの関係は多様で、楽しい思い出もあれば苦い思い出もある。例えば、ハリネズミはヤマネコと語り明かした夜に「君はおいしそうだけど、針が邪魔だよ」と言われたときのヤマネコの目の光が忘れられないという。作品の下に付けられた、物語のそんな冗談ともつかない言葉に、見る側はドキッとする。「友情ってそんなもろもろをひっくるめたものだと思う。みんな仲良くとか助け合ってとよく言うけれど、どこまで一緒にできるのか。人はしょせん孤独だと思う」
 決して厭世観から来る否定的な「孤独」ではなく、自分を助けるのは結局自分、何事も自分で引き受けて決めていかなければならないという自覚、孤独を意識してこそ生が十全なものになるという肯定的な「孤独」だ。何かと「孤独」を排除しようとし、過干渉で他者への依存傾向を強める今の時代批評ともとれる。

 父は印刷所経営で絵草紙作家として著名な故山福康政さん。意外にも、朱実さん本人は幼いころから絵を描いていたわけではない。高校卒業後、舞台女優を目指して上京。劇団研究生を経て、「筑豊」などを撮り続けた写真家の本橋成一さんの事務所に入ったのがきっかけで、23歳のころ描き始めた。「猫柳あけみ」の筆名で雑誌や書籍にイラストルポやカットを発表。生前、注文された印刷物に無料でカットを入れ続けた康政さんは「カットで金をもらうとはいい根性してる」とまな娘を見守ったという。
 木版画を始めたのは3年前。ある木版画展を見て試しにやってみて「紙に直接描くよりも性に合う。もともと印刷屋だから刷る行為も好きだし」と没頭するようになった。すでに昨年末に出た小川未明の童話「砂漠の町とサフラン酒」(架空社)に続き、作家姜信子さんの新刊「うたのおくりもの」(朝日新聞社)にも作品が採用された。
 動物や自然など木版画で扱う素材はかわいらしく、ほのぼのとした温もりも漂う。だが、「幼いころから甘い話が苦手。暗い辛い話のほうが好きだった」と述懐する朱実さんが紡ぐ物語は、どこか冷めた目線を感じる。
 「人間だということでおごってはならない。微生物と同様、生かされているんだ」。そんな康政さんの人生観がその底流で受け継がれているようだ。(神屋由紀子)


(00:40)

2007年03月24日

ac044b3a.jpgあまりにも嬉しかったので
書かずにはおれませんでした。

本日、突然届いた大きな包み。
な、なんなのぉ?と送り主を見たら、
堀内路子さんではありませんか!
路子さんがナニを?何故っ?

大興奮してバタバタと震える手でダンボールを開けると、そこには紙!紙がぎっしり!
かなり高級そうな版画用紙です。だけど手紙も入ってないし…
どゆこと?
速攻で電話をしたら「娘達と堀内の持ち物を整理してて、紙は朱実ちゃんに送ることになって」とのこと。

ちゅうことは、この紙…堀内誠一さんの形見…ってこと?だよね?ね?…ぐぶっ…卒倒しそう。
電話を切ってから部屋中を駆け回りました。
興奮が収まらないというやつです。

堀内誠一さんは平凡出版(現マガジンハウス)の雑誌「アンアン」「ポパイ」「ブルータス」「オリーブ」のエディトリアルデザイナーとして平凡出版、ひいては日本の若者文化としての雑誌の黄金期を築いたという凄いお方です。膨大な作品もさることながら、その生き様もまた破天荒でウットリの歴史上の人物。

本当に残念でたまらないことですが、生前のお姿は噂だけで、私は一度もお目にかかることはありませんでした。
友人のスズキコージ画伯の紹介で、奥様の路子さんと娘さんの花子さんたちにお会いする機会が持て、それ以来一方的にお知らせを送ったり、堀内誠一さんを偲ぶ会にも数度参加させて頂くなどの形でお付き合いをさせて頂いていました。

そして突然どおんと届いた紙の山!
もう何と言っていいか…言葉に詰まります。
この紙、この大きな迫力ある紙…必ず使わせて頂きます。
紙をテーマに作品が生まれそうな気持ちです。


☆金子功のピンクハウス百科事典/堀内誠一
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~wo-house/horiuti.htm







(20:19)
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2007年3月21日の西日本新聞に、
絵本刊行の記事が掲載されました。

取材してくれたのは、東京支社の
神屋由紀子さん。
以前、ビリケンギャラリーで開催
した個展も大きく取り上げて頂き、
その視点の的確さには、毎度毎度感服させられています。

ってわけで、掲載記事をここに記載したいと思います。
ご一読くださいませ。

********************************
版画絵本「ヤマネコ毛布」を刊行

北九州出身 山福朱実さん

 北九州市若松区出身のイラストレーターで版画家の山福朱実さんが版画による絵本「ヤマネコ毛布」をパロル舎から刊行した。昨年12月の個展で発表した作品を一部変更してまとめた。
 ヤマネコから旅に出ると告げられたハリネズミは、森の仲間に思い出を刺しゅうで描いた毛布を贈ろうと呼び掛ける。必ずしもいい思い出とは限らない。さまざまな思い出が詰まった毛布で旅に出たヤマネコは眠るという話だ。
 個展を見たパロル舎の編集者が出版を企画。個展ではヤマネコが人間と暮らしたくなって森を出ていく設定だったが、本では森を出る理由も目的もあえて明示しなかった。「読む人に疑問を残したほうがおもしろいから」だ。版画は一色ずつ印刷していく「特色刷り」で仕上げ、微妙な色合いを出した。
 16日に都内で開かれた出版パーティーでは、友人の絵本作家スズキコージさんが山福さんの生家が印刷所であることに触れ、「印刷所の娘だけに版画(という表現手法)に来たのが分かる。情熱あふれる版画だ」とあいさつ。本の装丁を手掛けた小林敏也さんは「終わりがめでたしめでたしという絵本も多いが、人間はハッピーエンドばかりではない。また、ヤマネコが森を出る理由も示されず、読者は戸惑うだろう。そういう意味で人々におもねっていないのがいい」と話していた。



(00:29)

2007年03月23日

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都内の空地で土筆発見!
買い物帰りの夕刻に見つけ、
針金の柵を無理矢理くぐり、
空が暗くなるまでの20分間、
がしがし穫りまくりました。

夕飯に春の味覚が1品加わり、
とっても得した気分。
土筆のあの独特の歯ごたえと
苦みが大好きなんです。


小さな頃は父に連れられ、近所の高塔山に土筆を穫りに行ってました。
子どもの私にはあの美味しさはよく解らなかったけど、ハカマを丁寧に毟っていく気の遠くなるような作業が大好きで…そう、小さなときから「先の見えない仕事」ってのが好きでした。
そのハカマ取りに没頭できたことが、本日1番の収穫。
春の散歩と父の笑顔、母の料理と家の匂いを思い出しながらの作業は「癒し」そのもの。

神様から小さなギフトを頂けた、心地良い1日に大感謝です。



(01:53)

2007年03月17日

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東中野ポレポレ坐の1Fを貸し切って
『ヤマネコ毛布』出版記念パーティを
やっていただける運びになりました。
ときは3月16日金曜日 19:00〜23:00。
昨夜のことです。

すべてが嬉しく、感動的でした。
私の中に幸せの空気が充満しすぎて
うまく言葉にすることができません。



映画監督&写真家の本橋成一さんと歌手の白崎映美さん(打ち合わせナシで突然ごめんね!)の司会で驀進進行した宴会は、フードコーディネーターwatoちゃんの美味しい料理が並べられた会場で始まりました。
ビール数箱にワイン1ダースと焼酎6升が軽く空いてしまう皆さんの呑みっぷり。スタッフ込みで80名以上が喋りまくりながら遊んでくれていたようです。

装幀を手掛けて頂いた小林敏也さんの乾杯の音頭の後、パロル舎と私の橋渡しをしてくださったフリー編集者の近藤志乃さんや、陶芸師匠の南椌椌さんのスピーチも加わり、会場は上機嫌。

ミュージシャン&絵描きの原マスミさんのギターと、沢田としき画伯の即席ダンボールカホンの伴奏で、赤ん坊を抱えたスズキコージ画伯が歌い、憧れの女性歌手である中山ラビさんと白崎映美ちゃんも痺れる歌声を堂々披露してくれました。
もちろんタダで! 笑。

なんてすんばらしい宴会!素敵すぎ!
何の目的で集まっているのかなんてことは、もーどーでもよくなっちゃいました。

10代のときからの芝居仲間も駆け付けてくれ、絵描きにミュージシャン、映画監督に写真家、物書きにダンサー、編集者にフリーター、料理人に教師、産まれたての赤子に88歳の絵本界の大御所さん…
有象無象の物創り系濃厚人間たちがごっちゃごちゃにそこに居て、満面の笑みを投げかけてくれました。
ああ。生きてて良かった。


開場30分前。私には連絡のひとつもなしに、薔薇の花を3本持った母が突然現れました。驚かそうと思って…って〜、もう!マジで心臓が止まるかと思いました。 忙しいって言ってたのに。九州から何時間もかけて、このバカ呑み宴会のために?
とにかく泣きました。嬉しくて。バカ!って思って。

この宴会を無理矢理に開催してくださった本橋成一さんを始め、
いらしてくれた皆々様、本当に本当にありがとうございました!
心の底からありったけの御礼を、声を限りに伝えたいです。


これからも幸せを分け合いながら、山盛りに遊び続けましょうね。
なんてったって我々は、楽しむために地球にやってきたのですから。

(12:25)

2007年03月14日

fd4e69bf.jpgこのところの空気は
じわりじわりと春ですね!

左は「ヤマネコマント」
右は「ヤマネコマクラ」
サイズは縦80×横60mm。

知人宛直接販売『ミニ版画付き梱包送料込み2100円!』の
ミニミニ木版画が2種類出来ました。

この販売は直接連絡がとれる知人や、そのお友達等に直接販売し、数に限りがありますが、こだわりの小さな絵本屋さんではミニ版画付き販売もして頂けるかもしれません。
そういった情報はまた改めてお知らせします。

ご注文頂いた方々に、ようやく発送できます。
長らくお待たせいたしました!


引き続き…
★『ヤマネコ毛布』パロル舎 刊★
=================================
A4判上製40頁/定価1680円/07年2月25日 発売!
http://item.rakuten.co.jp/book/4314859/
初の創作絵本です。どうぞよろしゅうに。





(13:28)

2007年03月09日

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新刊の創作絵本『ヤマネコ毛布』の平積み報告が届いています。

私は引きこもり生活なので、まだ本屋で見てないんだけど、売れるかどうかは別として、今んとこ大量に積まれている様子です。

写真は3月5日「紀伊国屋新宿南店でヤマネコ毛布、めっちゃ平積みやった。売れると良いね」と某ヤリ手編集者くんから送られてきた画像。
神戸に住む友人からもジュンク堂神戸三宮店の画像が送られてきて…私の知らないとこでヤマネコくんが動いてるんだなあと感じました。

パロル舎さんから「池袋ジュンク堂書店で原画と刺繍の展示をしたい」と連絡があり、ふたつ返事でOKしました。
皆さんの目に触れるのが何より嬉しいです。
その件についてのお知らせとご報告は改めて。


そういえば、近所のノラ猫の色気づいた「うわおん」声が激しくなってきました。
何度聞いても面白い鳴き声だにゃわおう。
ヤマネコが旅に出るときに「うわわわうぉん」となく声は、だいたいあんなだと思ってください。
ほぼアレがイメージの音です。

うわおん、うわわおん、うわわわうぉん…
ヤマネコの奴、今頃はどこの空の下で眠っているやら。


★新刊絵本『ヤマネコ毛布』パロル舎 刊★
=================================
A4判上製40頁/定価1680円/07年2月25日 発売!
http://books.bidders.co.jp/item/4495812/
初の創作絵本です。どうぞよろしゅうに。

(01:20)

2007年03月05日

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パステルで2月いっぱい描いていた
農文協「つくってあそぼう」25
『茶の絵本』の色校正が出ました。

この画像は「茶」の伝播ルートと
語源、飲み方の説明ページです。

パステルの発色は濁ってしまうのが常だけど、まずまずの仕上がり。
予想していたよりずっと明るいトーンが保てたので安心しました。
発売したら改めてお知らせします。
つくってあそぼう 25『茶の絵本』農文協 刊
よろしくお願いいたします☆


(12:05)

2007年03月03日

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東中野→中野の線路沿いは、
電車から見える桜の名所です。
一面の菜の花と満開の桜の
コントラストが本当に綺麗。



その連なる桜の中に1本だけ早熟な木があって、他の誰もが蕾のときに満開になり、他が咲く前に散ってしまう。すべての桜が満開になったときは見事な葉桜。なぜあなただけが?
早起きは毎年のことだから、正常な開花日を知らないのか、わざと避けているのか…5年間ずっと見てきたけど、他の桜との時間差は毎年ほぼ同じ。
昨夜見たら満開で、今日の昼間は少し散りはじめてました。

明大中野中学校の校門の斜め前にある桜の木です。
電車から見えます。歩道橋の近くにある1本だけ満開の桜。
お通りの際は気にしてみてください。
なんだか笑えるし、ちょっと良い気分になれます。




(02:32)

2007年02月27日

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この絵は最初の場面、

ヤマネコが ハリネズミに いいました。
「たびに出ようとおもう。」
もうきめた というかおです。

というシーンの木版画です。


これは、昨年12月に青山ビリケンギャラリーで開催した自作自演展覧会の展示には無いシーン。
絵本になると決まってからページ数が確定。導入にワンシーン必要だ、ということで急遽彫りました。

装幀は小林敏也さんに手掛けて頂きましたが、中身の構成とデザインは、パロル舎社長の石渡知徳さん直々によるものです。
大きな熊みたいな姿と地響きする声で、ぱっぱぱっぱと手際良く物事を決めてダダダと畳み掛け、時間がなさすぎる現実をものともせずに周囲にどんどん作らせてしまう手腕は、あっぱれというほかありません。
石渡さんの存在そのものが絵本化できそう。でっかい熊が、大勢の動物を巻き込んでとんでもないものを作ってしまう絵が思い浮かびます。
その怒濤の流れにまんまと乗らされ、必死で追いかけ、気がついたら形になっていました。
感動です。

まだ市場には出回ってないようですが、私はいつもカバンにつめて持ち歩き、いいでしょ?いいでしょ?と皆さんに無理強いしております。
書店でお見かけになったら、是非ともこの子を手に取ってくださいね☆



(13:56)

2007年02月24日

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でっでっ出来てきましたー♪
本日、見本が届いたのでっす。
仕上げまでの怒濤の日々が蘇り、
溜息ばかりの私です。



小林敏也さんの装幀は、見本が届いて初めて目にしました。
なんとも上品で落ち着きのある…私には到底できない色選び。
この画像は携帯写真なので、きちゃなくて残念なんですけど…
カバーを広げたところ。…嬉しいいっ。
任せっぱなしでいたので、届いた喜びも一入でした。

知人には直接販売「ミニ版画付き梱包送料込み2100円!』を、
キバってやっちゃおうと思います。
前回『砂漠の町とサフラン酒』で同じことをして好評だったので、
感謝の気持ちを込め込めに込めて、お届けできたらと思います。

パロル舎では基本的にそういうサービスは行っていませんのでご了承ください。けど…頼んで頂ければ私が版画を持参し、発送することは可能かも?しれません。←要相談。


とにもかくにも、見守ってくださっていた皆様…
ありがとうございました!!!!!
お陰で形になりました。
パロル舎及び関係者の皆様…本当にご苦労様でした。
心から感謝の気持ちを贈ります☆

(14:44)

2007年02月19日

0e474762.jpgまだ寒いけど、もう春です。
植物がソワソワしてる気配が
そこいらに充満しています。

写真は2006年の9月のもの。
瀕死のはずだったサボテンに
蕾がついて開花&結実!


神様からのご褒美だと大喜びしたときの、鼻息興奮日記を紹介します。

☆2006年9月5日=========================

2004年に我が家にやってきた柱サボテン。
来たときは1メートルくらいだったのに、ベランダで2メートルを越える成長ぶりで、冬の寒い中でも家に入れることができなかった。
さすがに積雪がこたえて枯れてしまった。ように見えた。

さらに1年頑張ってもらったけど、いい加減限度だなと廃棄を考え…
でもまだ生きてる気がして高さ50センチくらいで切断。
これで駄目だったら諦めようと思ってた。
ら、変なとこからニョキッと何かが…まさか蕾?

この2〜3日、身辺が忙しくて植物に手をかけていなかったなーとベランダに出たら、5倍くらいの大きさに蕾が成長していた。
そんで、午前3時。ベランダが妙に気になってフと見たら…
さ、さ、さ、咲いてるうぅ〜〜〜〜〜っ!
しかも真っ白い花!す、す、す、素敵すぎるっちゅうの!
夜の明かりに白く光って浮き上がる様は何とも幻想的…
大きさは直径20センチもあるのよ。凄いでしょ?凄いよね!?
でっかいでっかい大輪のサボテンの花。

んもう、鼻血が出そうなほど興奮しました。
独りで楽しむなんてバチが当たりそうなくらい綺麗。
あー素敵。あーなんて美しい。ああ…眠るのが勿体無い。


================================
蕾写真に乗せた1円玉は、大きさを測るためのものであります。
花は一夜だけ、たった数時間咲いて役目を終えました。
誰の目にも触れないでいいわ〜なんて、随分と控えめ絢爛にやってくれたもんです。
その後は上手に落花&結実したけど、小さな緑の実のまま落下。
さて、今年はどうなるでしょう…
もう土の中では準備が始まってるかしら〜。わくわく。

(23:15)

2007年02月18日

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この素敵な化け猫の絵は
水木しげる先生が描いたらしい、
古酒『猫また焼酎』のラベル♪
鳥取・境港町の鬼太郎ロードに
面した、千代むすび酒造が蔵元。



化け猫とは何て私にぴったりな!
『ヤマネコ毛布』にもハマるし、
焼酎だし、言うことなーし。


昨年末だったか…開店したばかりの焼鳥屋に入り、『猫また梅酒』なる一升瓶を発見。そのラベルの可愛さに惹かれ、当然呑みました。
とても旨かったので検索すると…あるわあるわ!
敬愛して止まない水木しげる先生の妖怪ラベル酒が続々と現れたのであります。知らなかったぁ。

早速、こなき爺の『こなき純米』『猫また梅酒』&焼酎をご購入。
「古 (いにしえ) から猫も年を経ると、人をあざむき、たぶらかす「猫叉」になると人はいう/米も醸し蒸留し、永い月日寝かせてみると人をあざむき、たぶらかす魅惑の酒 (ささ) になると人はいう/今夜はやけに月がさえざえとしている/例のように「猫また焼酎」の魔力に魅了された者が、一人また一人と杯をかさねる、これこそ猫叉の思うつぼ/しかし私も猫叉にたぶらかされ酔いに溺れてみたいものだ」

あちこちのお呼ばれに持参し、実家にも送り届け、我が家で欠かすことのない酒瓶となっております。
最近は、本格こめ焼酎『目玉おやじキュート瓶』や、水木しげる記念館完成を祝して作った『鬼太郎純吟』、『ワンカップこなき純米』など、奇妙な妖怪酒は増々充実してきているご様子。
妖怪に興味がおありの方は是非のぞいてみてください☆

千代むすび酒造
http://chukai.ne.jp/~sake88/toppage.htm



(04:16)

2007年02月17日

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締切間近の『茶の絵本』に
入り込んでます。

お茶はツバキ科の常緑低木で、
秋に咲く花は白くて可憐。
素敵な写真を見つけて無断拝借。
見て見てー。

取材は静岡の茶業試験場で、お茶の葉を摘むとこから始め、緑茶、烏龍茶、紅茶を作りました。


中学生だったか…まだ少女の頃、祖母と大分の親戚の家へ泊まりに行き、庭に生え放題だったお茶の新芽を摘んで、蒸し煎茶を作ったことがあります。すんごく美味しかった。

その庭にエビネ蘭が沢山あり、花の名前を知らなかった私は、祖母にたずねました。
秋田訛りの衰えない祖母は「イビニ蘭」と言い、「は?」と訊き返した私に、ひと文字ひと文字はっきりと「い・び・に・ら・ん」と…
それはそれは丁寧に教えてくれたのです。
そのままオトナになり、本屋の平積みで「エビネ蘭」の専門書を見るまでずうっと「いびに蘭」と信じて疑うことはありませんでした。
だから、この花は「いびにらん」なのです。右下写真参照。
(この動物顔の花写真も無断拝借。ごめんなさいっ)

『天井のすす(煤)、食べるすす(寿司)、これ皆おなじすす』
ご当地訛り万歳!

(00:27)

2007年02月16日

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この写真は父のソフトパステル。
木箱の蓋に「81. 6/14」
と記してあるから、26年前のもの。
黒以外を使った形跡がなく新品同様。



9年前の2月14日午前。あまりにも突然、父の魂は旅立った。
このパステルは葬儀の後で譲り受け、使う機会がなくて仕舞ったまま。
先日、絵本の仕事で急に使ってみたくなって引っ張り出した。
そして今日もこのパステルで絵を描いている。
バレンタイン…命日だ。と気付いた14日午前、蓋の数字をじっと見た。

在りし日の父を想いながら、とびきり美味しいチョコを独りで貪るのもなかなかのもの。
このパステルで描いてるのは、今までに何冊か手掛けさせて頂いている
「農文協 つくってあそぼうシリーズ」の新刊『茶の絵本』。
締切間近で徹夜状態! 汗。

頑張りよるけね〜お父さん。

(00:37)

2007年02月14日

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朝日新聞社さんから昨日、
『うたのおくりもの』の
見本が送られてきました。


カバーを開くとこんな感じ。
表紙も深緑でかっちょいい。
ずらずら〜っと
横長に繋がった絵を彫るのは、
版木が大きくて大変でした。


ちょこっとの色のために特色4色を使うという、随分贅沢なカバーです。
本文は深い緑で印刷されていて、とても素敵。
姜さんからも「ありがとう!こんな表紙に包まれた本は幸せです」と、
嬉しいお言葉をいただきました。

デザインは長年のお付き合い、 藤井礼&大矢伸子(恵比寿屋)さん。
昨年出版された初の木版画絵本『砂漠の町とサフラン酒』のデザインも
恵比寿屋さんにやっていただきました。
毎度毎度の薄謝緊急仕事に根気よく付き合ってもらってます。
深〜く感謝!


(17:02)

2007年02月13日

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朝日新聞社の雑誌で連載していた
姜信子さんの『たのーる逍遥』が
ひとつにまとまり、
タイトルを『うたのおくりもの』
と変えて、単行本になりました。



本文中に8点の挿画とカバー&扉を
木版画で手掛けたので、
書店でお見かけの際は
どーぞよろしくお願いします。
2月15日発売予定だそうです。

★『うたのおくりもの』姜信子 著/朝日新聞社 刊/定価1995円 ★



(11:54)

2007年02月12日

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コレはヤレ紙です。
なんて重厚で
オトナアートな
雰囲気なのでしょう。



最初に貝原浩 画伯の『貝原浩鉛筆画集』
次に小林敏也 画伯の『宮沢賢治・注文の多い料理店』
その上に私の『ヤマネコ毛布』が重なっているという
滅茶苦茶嬉しいヤレ。鼻血出そうだったもんね。
このままで出版して〜っとか叫びながら、
ちゃっかり持って帰りました。わは。

ちなみに…
☆『貝原浩鉛筆画集』現代書館 刊
http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN4-7684-7681-3.htm
☆『注文の多い料理店』パロル舎 刊
http://parol.co.jp/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894190192/parolsha-22


現場色校もさることながら、こんな幸運に恵まれるとは…
うぅ、うれすい。

(07:31)