2014年02月23日
『おそい・はやい
ひくい・たかい』
No.77
あの子が発達障害!?
みんなと一緒じゃ、
ムリ!?
責任編集：岡崎勝
ジャパンマシニスト社
2014年1月刊／1296円
ーーーーーーーーーーー
創刊からイラストを描い
ている雑誌『おそい・は
やい・ひくい・たかい』
略して『お・は』は創刊
15周年を迎えました。
広告は一切なく、スポン
サーは読者だけ。今後も
宜しくお願い致し〼！
***********************************************************************************
発達障害、ADHD、多動、LD、学習障害…
いつのまにか保護者会でも、書店でも、よく聞くコトバになりました。
あっという間に法律もできて、新しい「障害」として「支援」の対象と
なった子どもが、いえ、大人も、じつに多くの人が、そう呼ばれるよう
になりました。
「発達障害」の診断はいまだに微妙であること、子どもに簡単にお薬が
処方されてしまうこと、このふたつをとっても、子どもたちの将来に重
大な問題を残します。
でも実際に、いまの学校、社会では、人とちょっと変わっていること、
テンポがちがうことは、致命的な「障害」になってしまいます。
「特別な支援」と「薬」の作用が、暮らしに欠かせないものになりつつ
あります。どうして、そんな世知辛い、寛容さのない学校や社会になっ
てしまったのか…そう感じている人もまた多いでしょう。
子どもたちが、大人になったとき、私たちのこの選択がどう映るのか…
不安をかかえた人も多いでしょう。
「発達障害」といわれる子と暮らす人も、「通級」ってなんのこと？と
いう人も、「お・は」77号特集から、ひとつでも小さな出口を、そこに
つながる道筋を見つけていただけるでしょうか。 （本文扉より）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＊お・は No.76 ＊No.78
＊表紙を担当している号は樹の実工房HPで。
(10:30)
