2016年03月12日

      
Facebookに投稿した記事をこちらにも。
本日3/11は石牟礼道子さんのお誕生日!おめでとうございまーす☆
花を奉る 石牟礼道子 - ことのは311 震災・復興 朝日新聞デジタル
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私が小学3〜4年生で、父がまだ健康だった頃、天籟俳句会主宰の穴井太
さんの依頼で我が山福印刷所が熊本阿蘇の「上田小学校沿革史」を造本
印刷し、その出版祝賀会へ母と共に連れられて出掛けた先に石牟礼道子
さんがいらっしゃった、というのが最初の出会いでした。
祝賀会の様子は「西南役伝説」の中に記されています。
石牟礼道子さんと穴井太さん
同じ宿に泊まり、父が
運転する車に乗って…
霧が深い狭い山道で車
に閉じ込められてワク
ワクしたことを今でも
よく思い出します。

←写真右が石牟礼さん
と穴井太さん、左側が
私と山福康政、緑。

そのときは両親の緊張感を不思議だなあと、何もわからずに眺めていた
だけでしたが、その後、その理由がひしひしと。
最後にお会いしたのは1997年、上野英信先生の奥様、晴子おばさまの葬
儀の会場だったように記憶しています。
それから長い年月が経ち、書籍の進行のことで一昨年、お加減が悪くて
熊本の病院に入っていらした石牟礼さんを訪ねました。
石牟礼さんは、あらそうですか…大きくなって…あなたが絵を、と。
そして少女のように笑い、楽しい時間を共に過ごしてくれました。

そもそもが大ファンだった父は、石牟礼さんの俳句に自分の絵をつけた
作品を2つ、仕事場の壁にずっと飾っていました。ので、私はその俳句を
ことあるごとにボーッと眺めながら育つことになりました。

 祈るべき 天と思えど 天の病む

 にんげんはもういや ふくろうと居る

この2つの俳句は心に深く根ざし、そして現在の私があります。
入手困難中の石牟礼さんの最初の句集「天」は実家の山福印刷で印刷製
本されたということで、本書のあとがきに「親子二代にわたっての不思
議なご縁である」と書いてくださり…涙がダー!

まずは最強の応援者である父、そして相棒が微笑む祭壇へ。
それから母に渡して…ゆっくり再読をはじめたところです。

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石牟礼さんの文章には難しい表現や漢字がたくさん出て来ますが、物語
や文字が好きな子どもたちに、この比類なき美しい世界を是非とも味わ
ってもらいたいと願っています。
今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m

*blog記事:新装版『水はみどろの宮』刊行!

(09:07)

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