2017年01月01日

      
山犬の道

高校卒業後に練馬区関町へ、それから新宿区四谷に移った後に中野、現
在の神奈川と、約35年間、転々と暮らした関東を離れ、今年2017年6月上
旬までに、北九州市若松区にUターン移住することとなりました。

相棒と共に未来を築こう、病と闘おうと借りたこの家には、言葉にはあ
らわせないたくさんの思い出が詰まっています。相棒亡き後も、その想
いを維持するためにせっせと庭を整え続け、この家自体が相棒なのだ、
私を包んで護ってくれているのだと感じて暮らしていたので、ここを離
れることなど有り得ないと思っていたのです。が、持ち主が売却すると
いうなら仕方がない。諦めがつきました。それにこの状況に至るまでの
急流は相棒が仕組んだとしか思えない…もういいから行きなさい、と、
そう促されている感じがすることばかり。
母の闘病や実家の印刷屋の諸事情で悩ましく思っていたところに追い打
ちをかけるように、現借家を売りに出したいと不動産屋から連絡が入り
…急速に暮らし辛くなっていく東京の状況を踏まえ、土地家屋の所有欲
ゼロ、魅力満載の九州、実家の印刷工場を版画工房として使えるという
こと等をじっくり考えたら、難なく北九州を選ぶという流れでした。

おとなになって遊んだ場所はすべて東京中心だったので、Uターンといっ
ても知らない土地に暮らすような感じですが、これまでの年月、仕事を
しながら遊びながら培ってきた私のいろいろを最大限に活かせる暮らし
ができたらいいなあと、あれこれ気持ちを膨らませているところです。
通常の一人暮らしでは考えられない膨大な量の荷物をどうやってまとめ
るか、仕事をしながらの移動は可能なのか、オンボロな実家の抜けた床
の修理をいつするのか…などなど、頭が痛いことが山積みですが、なん
とか乗り切っていかねばと、元日の今日、心新たにしています。

北九州での生活が始まれば、現在よりもっと作画作業に集中でき、自由
時間も増えるだろうと思われます。連載の仕事や新たに生まれはじめて
いる企画などは、そのまま継続して進めますので、これまで通り、私に
協力できる仕事等がありましたら、遠慮なくご依頼ご相談ください。
関東を離れるまでの半年間はイベントを含めた原画展や個展が毎月のよ
うに開催される予定です。詳細が決まり次第、順次告知していきますの
で、お時間が許すならば足を運んでくださると幸いです。

これまで35年間、仕事や遊びや様々なところで出逢い、折々で共に笑顔
の時間を過ごしてくださった方々に心からの感謝を。これから出逢うで
あろう素敵な方々にご挨拶を。そしてそれらすべてをググッと繋げてい
く動きができたら幸せだろうなあと、さまざま思い描いています。
これまでも、これからも…どうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m

(13:07)

コメントする

名前
URL
 
  絵文字