2017年08月08日

      
2017.8/6 毎日新聞
水はみどろの宮
挿絵版画展

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毎日新聞社の長谷川
さんに取材をしてい
ただきました。

*毎日新聞web
 日曜カルチャー

わかりやすくまとめ
てくださってありが
とうございました!
大感謝ですm(_ _)m


会期は8/16まで。
引き続きどうぞよろ
しくお願い致し〼♡

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毎日新聞 <日曜カルチャー> 2017年8月6日 西部朝刊

6月に郷里の北九州市にUターンしたイラストレーター・絵本作家、山福
朱実の挿絵版画展「水はみどろの宮」が、北九州市八幡東区東鉄町のア
ートスペース「オペレーションテーブル」で16日まで開かれている。
木版画と紙版画の原画約50点を展示している。

『水はみどろの宮』は作家、石牟礼道子さん(熊本市在住)が1997年に発表
したファンタジー。2016年、山福の挿絵が入り、子どもも楽しめる文庫
本として復刊した。

山福は北九州市若松区で生まれ育った。高校卒業後、舞台俳優を目指し
て上京したが、「演劇とは違う表現に目が向くようになった」。父は昭
和の庶民生活を描いたペン画家で、地方の出版文化を支えた「ヤマフク
印刷」経営者、山福康政さん(故人)。「自分に何ができるのか分からなか
ったけど、半ばはったりで『絵が描けます』と言ったら、知り合った編
集者が興味を示してくれた」と笑う。

父譲りの味わい深いイラストで活躍の場を広げる一方、04年から木版画
の制作を始め、07年に代表作となる創作絵本『ヤマネコ毛布』を発刊。
そのころ、石牟礼さんのファンが集う会員制交流サイトからのプレゼン
トで『水はみどろの宮』と出会った。「石牟礼さんは厳しい現実も詩的
に表現する作家だが、この作品は猫や恐竜にしゃべらせたり、ナマズが
飛んだり、ぶっ飛んでいる。私が子どもだったら絶対に好きな世界だと
思った。長らく絶版になっていたが「このまま眠らせてしまうのはもっ
たいない」と、さまざまな出版社に復刊を持ちかけた。9年ほどたったあ
る日、表紙絵を担当する雑誌の編集者が文庫の部署へ異動することを聞
き、「『実はこんな本があって』と話したら、すぐに『出しましょう』
と決まったのです」。

復刊した福音館書店は、石牟礼さんの児童文学『あやとりの記』も文庫
にしていた。「作品が出版社を選んだと思うほど、不思議な縁を感じま
した」。石牟礼さんはあとがきで<朱実さんのお父様は穴井太さんの主
宰なさる天籟(てんらい)句会のメンバーで、私の句集『天』を出す上で
お世話下さった。親子二代にわたっての不思議なご縁>と記している。

母の病気や、印刷店を継いだ兄が店を閉めることを聞き、帰郷。知人で
北九州市立美術館の元学芸員、真武真喜子さんが自宅を改装したアート
スペースを、再出発の発表の場に選んだ。展示作は限定数で販売し、売
り上げの一部を熊本地震の義援金にする。入場無料。問い合わせはオペ
レーションテーブル(093・651・1215)。      【長谷川容子】
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(13:44)

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