2020年07月22日

      
先日、看板を取り付けに行った直方市立図書館「筑豊文庫資料館」が
         ついにオープンとなりました✨

地区峰文庫資料室 看板

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2020/7/21 20:13 NHK 北九州 NEWS WEB
筑豊文庫資料室がオープン ←ニュース動画も観られます

 筑豊の炭鉱を舞台に数多くの作品を残した記録文学作家、上野英信が、活動の拠点として自宅に開設していた「筑豊文庫」の資料を披露する資料室が、直方市の図書館にオープンしました。
 記録文学作家の上野英信は、筑豊の炭鉱で働いた経験をもとに数多くの作品を残し、鞍手町の自宅で昭和39年に開設した「筑豊文庫」は作家やジャーナリストが集う文化の発信拠点になっていました。
 所蔵されていた書籍や炭鉱の資料などおよそ7000点が4年前、直方市に寄贈され、市の図書館内に「筑豊文庫」の資料や上野の作品などを紹介する資料室が、21日にオープンしました。
 式では、直方市の大塚進弘市長が「多くの失業者を出した筑豊の炭鉱を検証し、この空間が未来につながる場にしていきたい」と話しました。
 上野の長男で資料を寄贈した上野朱さんは、「筑豊の石炭を知りたい人だけでなく、いろんな人が自由に語り合ってほしいと思います」と話していました。

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2020/7/22 6:00 西日本新聞 ふくおか版
「筑豊文庫」の雰囲気再現 
上野英信さん資料室が直方市立図書館に


 記録文学作家の上野英信さん(1923〜87)が鞍手町に開いた「筑豊文庫」を再現したコーナーが21日、福岡県直方市立図書館内にオープンした。「筑豊文庫資料室」との看板が掛けられ、開設式で、英信さんの長男朱(あかし)さん(63)は「単なる文学者の展示場でなく、議論を戦わせる場として育ってほしい」と述べた。
 筑豊文庫は英信さんが64年に炭鉱長屋を買い取って開いた住居兼活動拠点。炭鉱で働いた経験から「炭鉱労働者の自立と解放」を理想に掲げ、炭鉱離職者らの生活相談に応じ、全国から集まった作家やジャーナリストらと議論を重ねた。
 朱さんから書籍や資料の寄贈を受けた市が2017年から整理やデジタル保存を進めてきた。これまで内容が判明した資料は約5400件。企業の帳簿類や従業員の解雇を巡る係争資料、労働組合のビラ、英信さんが炭鉱労働者から聞き取ったテープなどもある。
 分類や分析に当たった早大の佐川享平助教(日本近現代史)は「膨大な数で、まだ道半ば。資料の一つ一つに持ち寄った人々の思いが込められている」と話す。個人情報が含まれていることから、資料の一般公開はしない。
 資料室には、書籍約500点のほか、英信さん直筆の筑豊文庫創立宣言文や絶筆となったメモ(いずれも複製)、内部のイメージ図などを展示。朱さんが「多くの人の涙と酒とたばこが染みついている」というテーブルを再現し、来館者が利用できる。 (安部裕視)

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2020/7/22 10:00 朝日新聞 福岡版
作家・上野英信の筑豊文庫資料室、直方市に開設
朝日新聞

 筑豊の炭鉱労働者の姿を追い続けた記録作家、上野英信さん(1923〜87)の歩みをたどる「筑豊文庫資料室」が21日、直方市の市立図書館に開設された。鞍手町にあった自宅兼活動拠点「筑豊文庫」の談論風発の雰囲気を再現し、地域に根差した作家の息吹に触れられる。
 資料室は閉架書庫だった一角の約40平方メートルに設けられた。目を引くのが上野家の食卓であり、訪問客との交流の場でもあった8人掛けほどの「テーブル」。200センチ×160センチの実物大。鞍手町に住む長男、朱(あかし)さん(63)宅にある本物をもとに複製され、年代がかった古色を帯び、あちこちの傷痕まで再現された。
 開設祝いに訪れた朱さんはテーブルをなでながら、「たくさんの人が酒を飲み議論し、泣いたり笑ったりする場が筑豊文庫だった」と振り返り、資料室について「単なる常設展示室ではなく、色んな人が交流する場として育てていってほしい」と期待を込めた。
 資料室はこのほか、「筑豊文庫創立宣言文」や「筑豊よ 日本を根底から変革するエネルギーのルツボであれ 火床であれ」と紙片に書いた絶筆(いずれも複製)を展示。築峰文庫の間取りのイラストや年表、写真などで当時の活動を多角的に伝えている。上野さんの著作をはじめ、交流のあった作家の鎌田慧、林えいだい、川原一之各氏らの著作や雑誌類計約900冊も展示し、閲覧できる。
 別室には、上野さんが収集した炭鉱の企業関係や労働組合の資料など5300点余りを保管。上野さんの知人から2016年に直方市に寄贈されたもので、劣化がひどく市教委がデジタル保存を進めている。個人情報が含まれるため非公開とし、学術研究目的の閲覧は許可制にする。
 これら非公開資料については、早稲田大の大学史資料センター助教の佐川享平さん(39)=日本近現代史=が17年度から分類調査を行ってきた。この日、会場を訪れた佐川さんは「石炭産業史の研究にとって非常に貴重だ」と評価した。
 直方市立図書館は午前10時〜午後7時(日祝は午後5時まで)。月曜休館。問い合わせは同館(0949-25-2240)。  (遠山武)

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(11:45)

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