2014年10月23日

ジャケットやブッ
クレット等の絵を
担当したCDが発売
されました。
『ぼくのゆめは…
「空が青いから白
をえらんだのです
〜奈良少年刑務所
詩集」から』
価格:2.500+税
発売:アドリブ
出演(敬称略):中川五郎、よしだよしこ、白崎映美、原マスミ、
山福朱実、古木眞理一、スモールクワイア、向島ゆり子、伏見蛍、
渡辺亮、岩渕照雄、末森樹、大口沙世
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作家の寮美千子さんが編集された、奈良少年刑務所の受刑者たちの詩集
『空が青いから白をえらんだのです -奈良少年刑務所詩集-』に感銘を受
けたミュージシャンたちが、それぞれが選んだそれぞれの詩に曲をつけ
て歌っているというアルバムです。
私は絵のほかに1曲、クラシックギター奏者の末森樹さんが選んで曲を
つけてくれた短い詩を歌うということでも参加しています。
受刑者は20代前半の少年たちだそうですが、その詩の持つ震えるような
言葉の力に素直に心を揺さぶられました。
寮さんは「犯罪者となってしまった少年たちの心の再生の場としての少
年刑務所を知っていただきたいのと同時に、深く傷ついている被害者の
方々をどうケアしていくかも車輪の両輪として考えていかなければなら
ない」と仰っています。
そういう意味で、私もこの企画に関わることには正直、多少の葛藤があ
りました。けれどもこのような、気持ちそのままの言葉に出逢ってしま
うと…これはこれとして別の領域にあると感じてしまい、単純にこの素
晴らしさを共有したいと積極的に参加。少年少女が犯罪に巻き込まれる
ことのない、健やかに成長できる社会を作れるよう、私たちおとなに何
ができるか考え続けなければいけないなと思いました。
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ひとのこころは強いけれどいつも脆
く、いのちもまた
強いけれど儚いも
の。ああ思ったり
こう感じたり傷つ
いたり傷つけられ
たりを繰り返し、
そうすることで他
との関係を築いて
いけたりするのだ
けれど、若い魂の
ころは感情が行き
過ぎてしまうこと
がたくさんです。
潰された、踏みに
じられた、無視さ
れた心が右往左往
したとき、ひとは
それぞれみんな、
どのようにその現
実に向き合ってい
るのかな…私はも
うオトナの年齢だけど、いまだにちっとも上手に向き合えません。
さまざまな感情を言葉にかえて、こころを詩にのせること。
とてもすてきだと思います。 (山福朱実/ブックレット掲載文より)
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*2014年11月20日(木)には発売記念ライブが企画されています。
その告知blogはこちら。チケットは既に発売されています。
(01:52)

















