2016年11月02日
連絡を頂いてからどうしていいかわからないまま1日半が過ぎました。
今はMAYA”死者の日2016” の会場に遊びに来てくれているはずだと信じ込
むしかない。献杯しすぎて二日酔い気味です。
初めて逢ったのは20年くらい前だったか…架空社の前野社長が、同級生
なんだよ〜と酒宴に連れて来てくださって、そのときいきなりカンテフ
ラメンコを歌ってくれた。素晴らしい。そして顔をくしゃくしゃにして
思い切りガハハハ!と笑う、そのおおらかな人柄の虜になりました。
私の初個展に来てくれたときに下手くそな陶芸作品を見て、登り窯を作
るから作陶しに来なよと誘ってくれたので、山へも何度か泊まり込みで
通いました。相棒やいろんな友だちを連れて。思い出が次から次に。
それから相棒の葬儀に参列してくれたこと、何もかも失くした上に肩身
が狭い、抜け殻のようだった私にとっては本当に心強くて。
最後に話したのは6月の終わり。MAYAで個展やって欲しいかもという連
絡で、本当は体調不良で無理だとわかっていたかもしれないのに、光栄
です、前向きに検討しますと仰ってくださっていた。
本当に大好きなひとでした。これからもずっとずっと尊敬し続けます。
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〜画家、堀越千秋氏の死去について〜
画家、エッセイストの堀越千秋(1948年11月4日、東京都生まれ)は、スペ
イン現地時間の10月31日午後9時45分、マドリード市内のアルコルコン病
院で多臓器不全のため死去しました。
葬儀は、現地時間1日の午前9時から午後11時までマドリード市内の葬儀
場で行い、後日、スペインと日本でお別れ会を行う予定です。喪主は妻
久美(くみ)さんです。
生前のご厚誼に感謝し、ご連絡申し上げます。 画廊香月 香月人美
*画家の堀越千秋さん死去 「翼の王国」表紙絵を担当 朝日新聞
(15:59)


















