2024年03月27日

      
昨年末〜年明けにかけて彫っていた版画のお仕事が形になりました✨
宮・土呂久の砒素公害を50年以上記録し運動を続けてきた川原一之さんの集大成ともいえる本書に関わらせていただけたことが光栄ですし、活動をずっと応援していた父がきっと喜んでいるぞと感慨も一入。
素敵なデザインを担当された北里俊明さんより画像を拝借しました。
川原一之『和合の郷』

     『和合の郷 ー祖母・傾山系 土呂久の環境史
  川原一之 著/山福朱実 装画,挿絵/designPOOL 造本,装丁
       2024年3月/A5版/上製本/584頁/非売
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川原一之『和合の郷』川原一之『和合の郷』川原一之『和合の郷』川原一之『和合の郷』













川原さんの著書全6冊のうち、1994年刊『記録・土呂久』が土呂久の公害被害者と支援者の運動史だったのに対して、『和合の郷』はその姉妹版を意識し、土呂久が最盛期を経て衰退に至る集落史となっています。
この本は宮崎県公害認定審査会長・出盛医師からの助成により、非売の自費出版として刊行されたので書店に並ぶことはなく、NPO法人アジア砒素ネットワークが送料+諸経費(本代無料)1,500円で配布しています。読みたい、保存したいという方がいらしたら是非ともご協力ください。
しかしこの分厚い書籍が無料だなんて、驚愕!

*お申し込みmail:nishimura-kayo@asia-arsenic.jp
 〜付先宛名 ⊇蚕 E渡暖峭(郵送の場合) ご望冊数 を明記
川原一之『和合の郷』


(10:17)

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